どーも。大雪です。
いままで非課税口座しか利用経験がありませんでしたが、先日特定口座デビューを果たしました。
売却した時の課税がイヤで避けていたんですが、ま、仕方ないか……(ケチ)。
その際、NYダウを買うか、S&P500か楽天全米にするか検討したのですが、3つの違いがよくわからなくて苦労しました。
結局、楽天全米を買うことにしたのですが、その右往左往ぶりを今回はお届けします。
文中の信託報酬は税抜きです。
米国3兄弟の概要
まず初対面では見分けがつかない、似たもの米国三兄弟(指数)はこいつら。
- NYダウ(iFree NYダウ・インデックス)
- S&P500(iFree S&P500インデックス)
- CRSP USトータル・マーケット・インデックス(楽天・全米株式インデックスファンド)
それぞれ構成銘柄数が違うのはわかります。上から、30、500、約4,000銘柄。
でも数が違うからなんなんだ。それぞれの特徴は数以外に無いのか?
それがわからなくて、数日悩んでおりました。
3兄弟の特徴をザックリ把握
・NYダウ
構成銘柄数30。米国を代表する大企業で構成される。日本で言う日経平均的なやつ。
・S&P500
構成銘柄数500。米国の主要な大型、中型株で構成される。米国株式市場時価総額の約80%をカバー。日本で言うTOPIX的なやつ。
・CRSP USトータル・マーケット・インデックス
構成銘柄数約4,000銘柄。小型株も含み、米国株式時価総額のほぼ100%をカバー。日本で該当しそうな指数はわかりませんでした(´・_・`)
もっと詳しく知りたい人ははググっていただきたい。
ザックリは分かりましたが、3兄弟ともアメリカ株なのは変わりません。
では大雪はどう考えて購入ファンドを決めたのでしょうか。
かわいいNYダウの話
一般NISAで購入していたファンドの1つに、iFree NYダウ・インデックスがありました。
実は本当に欲しかったのはS&P500でした。ウォール街のランダム・ウォーカーを読んで影響されたのです。ミーハーですまん。
でもその時、S&P500が買える投資信託は”i-mizuho米国株式インデックス(信託報酬0.57%)”しかなかったんです。税とか実質コスト加えると、0.6%を超えます。
”iFree NYダウ・インデックス”なら0.225%でした。そこで、「ま、S&P500と同じようなもんだろ(違)」と独自に解釈して、NYダウを買うことにしたのです。
こうして、仕方なく(失礼)選択したNYダウでしたが、付き合う内に愛着が湧いてきました。
NYダウって毎日情報が入ってくるじゃないですか。
私「今日はどうだい」
NYダウ「上がったよ、史上最高値更新だよ」
私「よかったねぇ」
あるいは
NYダウ「下がっちゃったよ。でもアメリカ経済は中長期的にみて右肩上がりが予測されているから、こんなのへっちゃらだよ」
私「そうかい、頑張ってね」
というようなハートウォーミングな会話が心の中で繰り広げられるわけです。危ないやつですね。
もうこのままNYダウで行こうかと思っておりましたら、つみたてNISAではNYダウ、採用されなかったんです。
一般NISAからつみたてNISAへの移行は決定済みでしたが、NYダウは買えません。
一般NISAのNYダウを売却して、特定口座でNYダウを買うか。
もしくは、当初の希望通りS&P500に乗り換えてつみたてNISAするか?
少し前に、信託報酬0.225%のiFree S&P500インデックスもできたので悩みます。
そこへ、さらなる新星が飛び込んできました。
楽天・全米株式インデックスファンドの登場
楽天・全米株式インデックスファンド、通称楽天VTIが降臨です。信託報酬は0.16%です。楽天証券のつみたてNISAでも採用されています。
バンガードのETF(VTI)を買うだけのスタイルなので、実質コストはそんなに高くならないだろうと言われています(実は結構高かった。第一期運用報告書における実質コストが0.311%(税込)。第二期以降はもう少し下がるだろう…)。
楽天VTIの特徴は、なんといっても小型株まで網羅していることです
米国の小型株といえば、「ラッセル」という指数がウォール街のランダムウォーカーで紹介されていて、「ラッセルとかもかっこいいなぁ」と思っていました。ミーハーで申し訳ない。
成績はどうかというと、VTIとS&P500は大体同じでした(VTIは小型株が入っているので、リスク&リターンはちょい高)。
ちなみにS&P500は太めで吊りズボンのアメリカのおっさん、楽天VTIはバンガードETFがベースなので、少し偉そうな小洒落たおっさんっていうイメージです。
楽天VTIにした理由
で、結局楽天VTIにしました。さようならNYダウ。いままでありがとう。
- どっちも株だからそもそも上下は大きいし、なら小型株も入れて、ちょっとだけどダイナミックな方を買ってみよう。分散性も高いし(後付け)!
- ポートフォリオに占める割合も低いから、あんまり真面目に数字考えなくてもイイだろう(最悪)!
- 信託報酬安いし(実質コストも安くあってくれ)!
そんな感じの理由でした。理由になってるかな?( ̄◇ ̄;)
S&P500と半々で持てば?というご意見もいただきましたが、やはり管理を考えて、ファンド数は抑えていこうと考えました。
半々にして戦わせるとか面白そうなんですけどね。
ということで、楽天VTIを我がポートフォリオに迎え入れ、一緒に資産形成していくこととなりました。
頑張れVTI!頑張れアメリカ!
