どーも、大雪です。
投資をしたことのないパート主婦が、いかにインデックス投資にたどり着いたかという道のりを語ります。
大きな資産や思想、哲学が有るわけでもない、一般人の話です。
では始まり始まりー(/・ω・)/
投資でお金を増やしてみよう!
なんたって「お金が欲しい!」がスタートですよ。剥き出しすぎですね。
でも、このままではお先真っ暗だと必死でした。
子ども2人の教育費に家と車のローン。自分のパート代は長年義母の遊興費に横流しされ、我が家の家計はボロボロでした。
なんとか多少立て直したものの、自分たちの老後まで手が回らないのは明白です(現在はもう少し状況は良くなりました)。
少しでも増やそうと、金利のいい定期預金を探して預けてみましたが、利率は0.2%程度。
いくらなんでも、もう少しなんとかならないか?!と考えた私の頭に浮かんだのは投資でした。
自分に合う投資が思いつかない
しかし、投資といえば個別株しかしらない私は、ここで困ってしまったわけです。大金がないとできないと思って。元手がないんだよ~。
まだ投資も貯金も初めてない人は、今から少しずつ貯めていこう!まとまった資金があると、人生の自由度が上がるよ!
ちょろっと買ったって、配当なんか微々たるもんだし、株主優待ももらえないし、何よりその会社がダメになっちゃったら終わりじゃん!私にはリスク高すぎ。
じゃああれだ。デイトレーダーだ。短期で売買して、ちまちま小金を稼いで資金を作ろうか。
無理だ。だって日中は仕事だもん。そんなの始めたら一日中PCに張り付いてないといけなくなるよ!
性格的に仕事どころか家庭生活も崩壊だよ!しかも企業研究とかしてる暇もないよ!
FX…もチラと考えたが、捨て。
ちょうど、スイスフラン暴落があった頃で、流れてきた投資関連の掲示板に戦慄しました。
- 2015年スイスフランショックがもたらした歴史的な悲劇(FX LoNy)
- スイスフラン騒動で大儲けした人と大損した人の阿鼻叫喚の叫びまとめ(NAVERまとめ)
人生一発逆転を狙って宝くじを買ったりしますが、それはリスクがほとんど無いからで、その分のリスクを取らなきゃいけないなら、そりゃ無理ってもんです。
(どんだけレバレッジかけるつもりだ、というツッコミは置いといて)
「とりあえず情報を仕入れよう」と本屋に行ってみましたが、投資の本がたくさんある!いっぱい並んでる!
なにせ投資のことを全く知らないので、投資と名の付く本は全部同じに見える…。
予算が少ないので、自分に合った本を厳選したいのですが、その知識すらありません。
そこで、なんにも知らないんだから、まず先輩たちの話を聞こうじゃないかと(ようやく)、インターネットで「投資 初心者」と検索をかけたのです。
ネット検索でインデックス投資ブログにたどり着く
するとどうでしょう。本屋の棚よりも多くの情報が!
しかしその玉石混淆(ぎょくせきこんこう)っぷりは本屋以上だったのです!
でも本と違ってネットの文章は基本的にタダなのです。有難いことです。なので片っ端から読んで、仕分けしていきました。
まず個別株は出来ない。FXもしない。不動産とか(資金的に)とんでもない。簡単にあなたも億万長者に!的なのは明らかにサギ。
そんな中でここはまともそうだな…と思った情報をピックアップ。
自分なりの基準としては、リスクとリターンをちゃんと説明し、しかもリスクの説明により重点を置いていること。
あと一攫千金は狙えないよ、基本は仕事して金稼ぐことだよって言ってるとか。
本当に感覚で申し訳ないんだけど、地に足ついてる系ブログを選抜しました。
そうして選抜したブログ達が共通でイチオシしていたのが、「インデックス投資信託」でした。
なるほど、良さげなのがあったぞ。でも説明文が聞きなれない専門用語ばっかりでよくわからん。
ここで、「もう一つ段階踏まねばならん」と考えた私は、ブログで紹介されていた本を何冊か購入して、じっくり読むことにしたのです。
スポンサーリンク
購入するインデックスファンドを選ぼう!
本は読みましたが、そこからがまた長かった(;´Д`)
まず、
「 全面改訂 超簡単 お金の運用術」と、「 全面改訂 ほったらかし投資術」に、商品紹介があったので、この中からチョイスしよう初心者だから!そう初心者だからね!と思いました。
この2冊は発行年が2013年と2015年で、掲載されているファンド情報は古いです。しかし内容は普遍的なものなので、今から読んでも面白いですよ。
しかしこれがまた苦難の始まりでした。
本読んだ!資料も読んだ!でもファンド名が全部同じに見える罠。
え?っと思うでしょ。もちろんSMTとMAXISが違う文字で違う会社の商品だ、ということはわかります。
信託報酬とかマザーファンドの規模が違うのもわかるんだけど、なんつーかこう、同じTOPIXを扱う商品としての明確な差がわからない。
同じインデックスに連動するファンドなら、明確な差なんて実はあるわけないんです。
例えるなら、HB鉛筆なら三菱とトンボ、どっち選んでもいいよね、みたいな。
だが鉛筆と違って高い買い物で、これから何十年と付き合う商品を買うのです。小さな差が大きな差につながるやも知れんのです。選ばねばならん。
そこでもう一度本を読みブログを読み、まずTOPIXは「TOPIX連動型上場投資信託(1306)」に、先進国株は「〈購入・換金手数料なし〉ニッセイ外国株式インデックスファンド」にしました。
皆さんはここでお気づきでしょうが、「TOPIX連動型上場投資信託」はETFなんですね。
いざ証券会社のにログインしてびっくりしました。売買単位が100株だったので、15万円位ないと買えなかったんです。無理~~。
ちゃんと本にもそう書いてあったのに、全然気が付きませんでした(てゆーかインデックスファンドとETFも違いがよくわからなかった)。
なのでTOPIXは選び直しだ!
絞ったのは3つ!先進国株と同じニッセイか、SMTTOPIXインデックスオープン、日本株式インデックスe。
はい、ここからまた長考です。
結局好きなブログの押しファンドを買う
ニッセイがもちろん信託報酬は安い。でもマザーファンドとかなんか色々あるんでしょう?!あと配当とか出さないのがいいんでしょう?!
悩んで悩んでブログ見すぎて目がシバシバ。
で、結局どうしたかというと……
とあるブログさんが日本株も先進国株もニッセイだったので私もそうしました………。
衝撃の結末。だって疲れちゃったんだもん……。
でも結果的にあまり後悔のないチョイスになりましたし、良しとしようではないか。
しかし証券会社のサイトで〈買い〉のボタンをクリックする時はためらいました。ドキドキした。
そのあと面白くなって、一時期、お金の都合がつけば買いのボタンをバカバカクリックしました。ダメな見本。
そんなかんじで投資を開始し、現在にいたります。
投資に縁がなかった投資初心者がインデックス投資にたどり着くまで:まとめ
投資なんてかんたんだよ、と言われても、実際にクリックまでたどり着くのはなかなか容易ではなかったです。
私の場合は関心があるうちに、勢いで全て乗り越えていきました。
情報収集からファンド購入まで、約2か月。その間、証券口座を開き、NISAも申し込みました。心折れなくて良かった。
私がたどり着いたインデックス投資信託を利用した長期投資は、大金持ちになる投資方法ではありません。それは大変残念な話です(笑)。
しかし投資について調べるうちに、現在の生活を守りながら将来に備えるには、ベストな投資方法だと思いました。
最終目標は定期預金に勝つ!です。目標ひくーい。
もちろん投資なのでマイナスになることもありますが、ビビらず腰を据えて投資を続けていきたいと思っています。
そんな感じです。では!