どーも、こんにちは。大雪です。
ききました?奥さん!ニッセイの<購入・換金手数料なし>シリーズが信託報酬引き下げですって!
すごいわねぇ~4度目の値下げよ!ニッセイを買い続けていて良かったわぁ~(小芝居)
(末尾にeMAXIS Slimの追記アリ)
2018年7月13日(2本)と8月21日(4本)に、ニッセイアセットマネジメントが<購入・換金手数料なし>シリーズの信託報酬を引き下げます。
参考PDF:<購入・換金手数料なし>シリーズ6ファンドの信託報酬率引下げ(投資信託約款変更)について
もはやeMAXIS Slimの独壇場かと思いきや、ちゃんと対抗してきましたね。
このシリーズは先進国株とTOPIXを積立NISAで購入しているので、うれしいニュースです。サンキュー、ニッセイ!でもあんまり無理するなよな!
で、だ。現在、スリムとニッセイがつばぜり合いを演じている中、その熾烈な競争を遠巻きに眺めている人がいまーす。
それは楽天証券のiDeCoさんでぇす。
楽天iDeCoで採用されているインデックスファンドは、メインがアセットマネジメントOneのたわらシリーズと三井住友・DCシリーズ、新興国が日興アセットマネジメントのインデックスファンドシリーズです。
参考ページ:取扱商品一覧|個人型確定拠出年金(iDeCo)|楽天証券
三井住友・DCとたわらシリーズの信託報酬は最安値ではありません。。
でもまだ大丈夫。まだまだ安いほうだし悪くない。
問題は新興国株。インデックスファンド海外新興国(エマージング)株式(純資産総額130億円)なんですよ~~~!
信託報酬0.594%(税込)、実質コスト0.911%と、高コストと申し上げて過言ではない。
しかも信託報酬が同じ三菱UFJ DC新興国株式インデックスファンド(純資産総額170億円)の実質コストが0.761%ってことでヘタか運用も。
今回の引き下げでニッセイの新興国株は0.20412%(税込)ですから、信託報酬だけで0.38988%の差が。でもiDeCoなので身動き取れません(他の運営管理機関に移るのはちょっと大変…)。
これだけ他のファンドとコストに差がある商品を放置しているのは、「お客様のために、最良のサービス提供を目指します」という、楽天証券の「お客様本位の業務運営宣言」に反するのではないですかどうですか。
楽天証券のiDeCoラインナップには、最近のコスト競争の主役である、ニッセイとeMAXIS Slimが入っていません。
さらに、採用されている既存のファンドに信託報酬引き下げの動きが見えない以上、これから始める人に楽天証券のiDeCoはお勧めしずらい状況になりました。楽天バンガード一択なら無問題ですが。
そりゃー大事なのはコストだけじゃないけど、同じインデックスなのに差があり過ぎだもん。もしこのまま放置なら、ちょっと残念です。
じゃ、そういうことで (´・с・`)ノシ
追記:2018年7月5日
eMAXIS Slimも2018 年7月25 日から、先進国株式、新興国株式、8資産均等型の信託報酬を引き下げる発表がありました。
参考PDF:業界最低水準の運用コストをめざす『eMAXIS Slim(イーマクシス スリム)』信託報酬率の引き下げを実施
ニッセイがターゲットであることを隠しもしない冒頭の文章が、ちょっと怖いです(笑)。
eMAXIS Slimの引き下げは6度目です。新興国株式はeMAXIS Slimを購入しているので有難いんですが、どこまで行くんでしょうねぇ。
ただの赤字覚悟では、ファンドそのものを維持できないのではないかと少し心配です(余計なお世話でしょうけど)。